
なると考えられる。今後は、これらの長期予測の実用化研究を続けることが重要となる。 波浪の長期予測方法 (1)各地点(港湾海域)の累年の各月平均波高、各月平均の出現分布関数または累積出現関数を求め、これを平年値とする(平成7年度事業報告書に掲載)。 (2)気象庁作成の1ヵ月または3ヵ月気象予報資料から、波浪予測海域と相関がある場所の500hPa高度偏差を読みとり、本報告書で得られた波高偏差と500hPa高度との関係を用いて、予測対象海域の波高偏差を求める。これより5階級程度で月平均波高、波高出現頻度あるいは波高累積出現頻度を求める。 (3)さらに、類似年から過去の波高要素を検索し、これと(2)で求めた推定値を考慮して波浪の長期予測値を決定する。 前ページ 目次へ 次ページ
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